2007年3月10日土曜日

イタリア料理とは

イタリア料理は、イタリアを発祥とする料理で、
世界の多くで好まれ多くの地域で料理されています。

日本でイタリア料理というと、トマトやオリーブ・オイル
が使われる事が多いというイメージですが、
これは南イタリアの特徴で、北イタリアでは隣の国
のフランスやスイスと同じように生クリームやバター
を利用した料理も多いのです。

イタリア料理はイタリア各地方によってそれぞれ
特徴を持っています。

イタリア人の中には「イタリア料理などという料理
は存在しない」と言う人もいるそうです。

イタリア料理は、素材を生かした素朴な料理が多い
のも特徴です。

トマトの多用が特徴の一つですが、トマトは
南アメリカ原産であり、イタリアに広まったのは
16世紀以降。

それ以前の特徴としては魚醤を多く用い、
見た目も質素でした。

トマトが入っていたことによってバリエーション
が増え、色彩も鮮やかになりましたが、反面、
それ以前の特徴の多くが失われたとの指摘も・・・

イタリア料理はフランス料理の原型でもあり、
16世紀にフィレンツェのメディチ家のカトリーヌ
がフランス王家に嫁ぐにあたってイタリア料理や、
ナイフ・フォークの使用といった習慣を持ち込んだ
話は有名です。

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